シューティングラインは、越えたら必ず失点する境界線とは意味が違います。射る場所、待つ場所と矢を回収する時間を分けるための基準として理解しましょう。
この記事の結論
立位では基本的にシューティングラインをまたいで構え、合図と自分の順番に従って行射します。ラインを踏むことだけで反則と決めず、射線前へ人が出ない管理を優先します。
二つのラインの役割
射る選手はシューティングライン、待つ選手はウェイティングラインの後方が基本です。団体戦等には追加の線や交替手順があるため、会場で確認します。
弓を扱う時点を守る
射る準備
自分の順番と進入の合図を確認して所定の位置へ進みます。矢をつがえて引く動作を、待機場所や人のいる方向で行いません。
終了と回収
射ち終えたら後方へ戻り、回収の合図を待ちます。他の選手が射ち終えたように見えても、勝手に標的へ進まないようにします。
初参加の確認手順
STEP 1
射線、待機線と進入経路を確認します。
STEP 2
音と信号の意味を聞きます。
STEP 3
自分の順番で射線へ進みます。
STEP 4
終了または停止の合図へ対応します。
STEP 5
回収許可後に標的へ向かいます。
落とした矢を追わない
射線前へ矢や部品が落ちても、行射中に拾いに出ません。近くへ落とした矢の扱いには規定がありますが、射った本人が自由に前へ出て確認する制度ではありません。
停止合図が出た場合の戻し方も事前に教わります。危険を見た際は周囲へ知らせ、競技役員の指示を受けます。
出場前に聞くこと
- 開始・停止・回収の合図。
- 車いすや団体戦等の位置条件。
- 用具不調と落下物の報告方法。
弓を高く向けて引き、矢が標的後方へ飛ぶ危険を作りません。矢をつがえない空射ちもせず、指定射場と指導者の管理下で扱ってください。
シューティングライン周辺で取るべき行動
ライン上に立って行射する
立位のターゲット競技では、ラインをまたぐように立つことが通常の射位です。足が線に触れたかどうかだけで失点と判断しません。
観察・判断のポイント
自分の割当標的・射位と開始合図を確認します。
射位に出る前に矢をつがえたくなった
待機位置や射線後方で引き始める行為は安全管理上問題です。用具を射位で扱う許可と合図を確認してから進めます。
観察・判断のポイント
監督者・審判の開始合図がない場合は弓を安全な状態にして待ちます。
落とした矢を拾う・矢取りへ進む
射線前方の矢を勝手に取りに行きません。行射中は他者の射線に入らず、回収の合図と全員の停止を待ちます。
観察・判断のポイント
落とした矢は審判へ申し出て、指示された処置だけを行います。
参照規則と適用範囲
参照:World Archery Rule Book 2026 Book 3(射撃行動・射順と時間管理)および大会安全運用。パラ競技とチーム種目の配置は当該要項も参照します。(資料参照日:2026年11月7日)。規則改訂や大会区分による違いがあるため、出場大会の要項と審判の正式な宣告を優先してください。
アーチェリーのシューティングラインの安全:最終結論
最終結論
シューティングラインは安全と進行を分ける基準で、踏んだことだけで反則とは限りません。自分の射位・開始と終了の合図・矢取りの許可を確認し、射線前へ人が出た場合は直ちに射撃を止めてください。