サッカーのスローインとは?|基本ルールと反則になる場面

スローインは、球がタッチラインを完全に出た後の再開です。投げる形だけでなく、場所、足の接地と、投げた後に触れる順番を確認しましょう。

この記事の結論

最後に触れた側の相手が、出た地点から両手で頭の後方から頭上を通して投げます。両足の一部をライン上か外側の地面へ着け、他の選手が触れるまで自分で再び触れません。

ラインの判定を確認する

球の一部がライン上に残っていれば、全体が外へ出た状態ではありません。選手の足の位置ではなく、空中も含めた球全体の位置で判断します。

投げるときの条件

足と身体の向き

フィールドに向いて立ち、それぞれの足の一部を適切な位置へ接地します。「足は全く動かせない」ではなく、投げる瞬間の条件を確認します。

相手との距離

相手はスローインする場所のタッチライン上の地点から少なくとも2m離れます。近づいて投球を妨げる行為は認められません。

練習で確認する手順

ステップ1

球が出た地点と担当側を確認します。

ステップ2

両足と身体の向きを整えます。

ステップ3

両手で後方から頭上を通します。

ステップ4

フィールドへ入った球を他の選手へ渡します。

ステップ5

二度触りと投球地点を振り返ります。

得点と遅延の扱い

直接相手ゴールへ入っても得点ではなくゴールキックです。味方ゴールへ直接入った場合はコーナーキックになります。

2026/27規則では、不当に遅らせる場合に主審が5秒のカウントダウンを行い、超過なら相手のスローインとなります。毎回、球を持った瞬間から自動で5秒という意味ではありません。

再開前のチェック

  • 出た地点から投げている。
  • 両足と両手の条件を満たす。
  • 味方が受ける準備をしている。

練習時の注意

相手へ危険な勢いで投げ付けません。遅延規定を含め、大会の適用年度と主審の指示を確認し、自己判断でやり直しを始めないでください。

正しいスローインとやり直しの違い

IFABの2026/27年版競技規則第15条に基づく説明です。スローインはタッチラインを完全に越えた球を再開する方法で、投げ入れられた球がフィールドへ入った時点でインプレーになります。

足・両手・場所・次の接触を一緒に見る

  • 足:投げる瞬間に両足のそれぞれの一部をタッチライン上またはライン外の地面に着けます。かかとが上がったという一点だけで判断しません。
  • 投げ方:フィールドに向き、両手で頭の後方から頭上を通して投げます。
  • 二度触り:他の競技者が触る前に投げ手が再び触れば、基本は間接フリーキックなどの対象です。

投げ方が不正で球がフィールドへ入れば、原則として相手側のスローインになります。一方、球が直接フィールドへ入らなかった場合は、同じチームによるやり直しです。違反と再実施の境界を区別してください。

5秒はすべてのスローインの固定時間ではない

2026/27年版では、主審が意図的な遅延と判断すると、笛・合図と明示的な5秒のカウントダウンを行えます。終了時にも再開されなければ相手チームのスローインになります。球を拾った瞬間から毎回一律5秒を数える制度ではありません。

参照規則:IFAB Laws of the Game 2026/27 Law 15(公式公開資料を2026-11-07に確認)。公式資料・適用規則の確認先。大会の区分・採用版が異なる場合は、大会要項を優先して確認してください。

最終結論

まず球が全体としてタッチラインを出たかを確認し、位置・足・投球動作・二度触りを順に判断します。投げ方の違反と、球がフィールドへ入らない場合のやり直しは扱いが異なります。