アーチェリーの得点とは?|点が入る条件と数え方

アーチェリーの得点は、射った本数と標的面の種類で読み方が変わります。一射の点数、エンドの合計と、対戦のセットポイントを分けて見ましょう。

この記事の結論

一般的なターゲットでは中心側ほど高得点ですが、標的面と弓種で使用する帯が異なります。境界へシャフトが触れれば高い側の得点を採り、採点が終わるまで矢へ触れません。

一射と一エンドを分ける

一般的な10点式の標的では中心が10点です。3射なら最大30点、6射なら最大60点ですが、競技方式に応じた矢数と標的面を確認します。

判定と勝敗の二つの段階

得点帯の判定

矢のシャフトが接する帯を見ます。矢先がどこへ向いたかや、紙の裂け目だけで自己判断せず、微妙な場合は審判へ確認します。

セットか累積か

セット方式は各セットの結果を別のポイントへ換算します。累積方式は射った得点を合計して比較するため、両者の表示を同じ数え方にしません。

採点の基本手順

STEP 1

使用する標的面と本数を確認します。

STEP 2

高い得点から一射ずつ読みます。

STEP 3

他の競技者と値を照合します。

STEP 4

不明な矢は抜く前に審判へ確認します。

STEP 5

記録と的中孔の処理後に矢を回収します。

Xとミスを区別する

Xは通常、中心のさらに内側を示し、10点より高い11点として足すものではありません。ただし、別種目の標的と得点方式まで同じではありません。

的外れ等はMとして記録する場合があります。跳ね返り、貫通や過剰な本数の矢には個別の処理があるため、本人だけで得点を補いません。

観戦の確認点

  • 一射の得点とセットポイントの違い。
  • 弓種と標的面の対応。
  • 同点時のX数等とシュートオフの区別。
練習時の注意

採点前に矢や標的へ触れて状態を変えません。標的へ近づける合図と行射停止を確認し、回収中の人がいる間は射らないでください。

得点計算で混同しやすい三つの場面

一本の矢が二つの得点帯に触れる

得点帯の境界に矢のシャフトが触れている場合は高い方の点数を確認します。採点前に矢へ触れないことが重要です。

観察・判断のポイント

線上の矢は担当者の判定を受け、記録が終わるまで抜きません。

ランキングラウンドと対戦形式が違う

ランキングラウンドは合計得点が中心です。対戦はリカーブ・ベアボウのセット方式と、コンパウンドの累積得点方式などを区別します。

観察・判断のポイント

競技の弓種とラウンド名を確認し、セットポイントと矢の素点を混同しません。

Xとミスを区別する

Xは中心への命中を記録するための記号として扱われ、ゼロ点を意味するものではありません。外れた矢の処理は採点規定で確認します。

観察・判断のポイント

得点票では各射の点数、Xの記録、合計の三つを別欄で確認します。

参照規則と適用範囲

参照:World Archery Rule Book 2026 Book 2・Book 3(Target Archery)とWorld Archery公式の競技解説。大会方式・標的面は種目別の要項を確認します。(資料参照日:2026年11月7日)。規則改訂や大会区分による違いがあるため、出場大会の要項と審判の正式な宣告を優先してください。

アーチェリーの得点:最終結論

最終結論

アーチェリーの得点は、一射の得点帯、エンドの合計、試合方式による勝敗の順で読みます。ライン上の矢・X・セットポイントは別の判断項目なので、審判による採点を優先して確認してください。