弓道のかけの選び方|サイズと使用前に相談したいポイント

弓道のかけは、手袋のように手の大きさだけで選ぶ道具ではありません。指導される取りかけや射法、弓力との関係もあるため、初めて購入する前に指導者へ相談しましょう。

この記事の結論

かけは指導者に種類を確認し、下がけを着けた状態で専門店に適合を見てもらいます。三つがけ・四つがけなどの形を価格や見た目で決めず、取りかけに無理がないことを優先します。

種類を先に相談する理由

親指の硬さや覆う指の数などに違いがあります。自分の段階と道場の指導に合う形を確認し、別の射手が使っているからという理由だけで同じ種類へ替えないようにします。

試着で確認する部分

下がけを含む指の収まり

汗から守るための下がけを着け、指先の余りや圧迫を見てもらいます。手の周囲だけ測って購入せず、親指や他の指の長さとの関係も確認します。

手首と取りかけの無理

紐を強く締めれば合うと考えると、圧迫を招く場合があります。装着状態と基本の取りかけを、射をしない安全な条件で確認してもらいます。

注文前に行う手順

  1. 弓道歴、現在の弓力、教わっている取りかけを整理します。
  2. 指導者へ必要な種類と購入先を相談します。
  3. 適切な下がけを用意し、専門店で採寸・試着します。
  4. 指先、親指、手首の収まりと操作の無理を確認します。
  5. 使用開始前に道場で再確認し、管理と慣らし方を教わります。

安い買い直しを繰り返さないために

中古品は他人の手になじんだ形や傷みがある場合があります。価格だけで選ばず、状態と適合を専門店へ確認します。修理が可能かも事前に聞いておくと判断しやすくなります。

革がなじめば必ず合うと考えて、痛い物を使い続けないでください。湿気への管理も必要なため、保管環境まで確認します。

購入前の確認リスト

  • 種類を指導者へ相談した。
  • 下がけ込みで採寸と試着をした。
  • 使用開始時の確認と保管方法が分かる。

かけの候補2つを専門家と比べる

以下は実在製品の性能を示すものではなく、購入候補を同じ条件で比べるための記入例です。候補名・価格・仕様は販売店やメーカーの表示を使って記入してください。

比較項目同じ条件で確認すること
共通条件同じ手で、指の長さ・甲の周囲・使用中の弓の強さ・予算を伝え、指導者と専門店の指示に従って試す。
候補A:新品指先や親指の収まり、縫い目の当たり、修理や調整の相談先を確認する。
候補B:中古品同じ適合条件に加えて、革の硬化、破れ、前使用者の癖、修理可否を専門店で確認する。
選択基準価格差だけで決めない。かけの調整や弦への掛け方を自己流で試さず、射場での使用可否は指導者が判断する。

新品と中古品を見極める手順

  1. 利き手と手の寸法を測り、指導者に使用中の弓と必要な形を相談する。
  2. 専門店で新品の候補の指先・親指・甲の当たりを確認し、調整の相談先を聞く。
  3. 中古品は革の硬化や傷み、前使用者の癖、修理の可否を専門家に点検してもらう。
  4. 寸法や状態に不安が残る候補は見送り、実際の射での扱いは指導者の判断に従う。
練習時の注意

弦の保持に関わる部分を削るなどの自己加工は行いません。試着中に実弓で空放ちをせず、痛みや保持への不安があるときは射を中断して確認を受けます。

弓道のかけは寸法と状態を専門家と確認して選ぶ

最終結論

新品と中古品を同じ手の寸法・使用条件で比較し、適合と状態を専門家に確認する。傷みや違和感が残る場合は購入を保留する。