ラバーの手入れは、見た目を光らせることではありません。ほこりを適切に落とし、表面の種類に合う方法で乾燥と保護を行いましょう。
この記事の結論
裏ソフト、表ソフト、粒高などの種類へ合う用品を使い、汚れを落として乾かしてから収納します。家庭用洗剤や溶剤、性能を変える加工を自己判断で加えません。
ラバーの種類を確認する
平らな面と粒のある面では、汚れが入る場所と清掃道具が違います。粘着性のある物も含め、その製品で使えるクリーナーと保護シートを確認します。
面へ合う道具を選ぶ
裏ソフトの表面
指定のクリーナーとスポンジなどで、押し付けずに汚れを取ります。力を入れて繰り返し擦ることより、汚れを広げず取り除くことを優先します。
表ソフトと粒高の間
指定の柔らかいブラシ等で、粒を傷めずに扱います。先の硬い物で隙間をほじらず、粒の折れや根元の傷みも確認します。
練習後に行う手順
- ラバーの汚れと傷を確認します。
- 使用できる用品で清掃します。
- 表面の水分を製品の案内に沿って乾かします。
- 適合する保護シートがあれば使います。
- 高温と直射日光を避け、ケースへ収納します。
汚れと劣化を見分ける
掃除しても戻らない滑りや弾力の変化、端の剥がれは、汚れだけの問題ではない場合があります。練習量と使用期間を伝えて交換を相談します。
ケースも汗のある衣類と分けて保管し、ぬれたスポンジをラケットと同じ密閉区画へ放置しないようにします。
次の練習前の点検
- 表面と粒へ破れがない。
- 端が大きく浮いていない。
- 保護材の汚れが面へ移っていない。
油、接着剤や溶剤で表面の性質を変えません。大会で使用するラバーと貼り付け方法の条件は別に確認し、手入れで規則違反の加工を加えないようにしてください。
手入れで迷ったときの具体的な判断
裏ソフトの平面と表ソフト・粒高の粒の間では使う道具が異なります。ラバーの銘柄を確認し、対応する専用品だけを使って、清掃後に完全に乾いてから保護します。
- 裏ソフトは製品対応のクリーナーを少量使い、柔らかいスポンジで表面を傷めないように拭き取る。
- 表ソフトや粒高は指定のブラシ・スプレーで粒の間のほこりを落とし、粒を引っ掛けない。
- 乾いてからケースへ入れ、裏ソフトの保護フィルムは製品説明に従って使用する。
例:汚れだけなら清掃で落ちますが、粒が欠けた・端が剥がれた・表面の摩耗が進んだ場合は清掃で元に戻りません。バタフライのメーカー案内では、裏ソフトと粒のあるラバーで手入れ用品を分けています。
ラバーは面の種類と傷みで手入れを決める
最終結論
清掃はラバーの種類に対応した道具で行い、乾燥後に保管します。破れや剥離まで清掃で直そうとせず、状態を記録して交換や貼り替えを相談するのが適切です。