卓球のサービスは、トスの高さだけ守ればよいわけではありません。ボールを置く手、打つ位置と相手からの見え方まで一つの動作として確認しましょう。
この記事の結論
ボールを静止した開いた手のひらに置き、ほぼ垂直に16cm以上投げ上げ、落下中に打ちます。隠さず、自分側と相手側へ順にバウンドさせ、サービス順も守ります。
トスの前後の条件
ボールはサービス開始から打つまで台面より上、エンドラインより後ろに保ちます。身体や腕で見えなくせず、フリーアームも適切に退けます。
シングルスとダブルスの違い
バウンドさせる場所
シングルスは自分側と相手側へ順に入れます。ダブルスはそれぞれ右半面へ順に入れる条件があるため、斜めの範囲を確認します。
交替する順番
通常は2本ごとにサービスを交替します。10対10以降は1本ごとで、ダブルスでは打球順と次のレシーバーも合わせて管理します。
練習で点検する手順
ステップ1
開いた手の上でボールを静止させます。
ステップ2
トスの高さと方向を確認します。
ステップ3
落下中に打っているか見ます。
ステップ4
相手から見える位置か確認します。
ステップ5
2本の交替とダブルスの順を練習します。
やり直しと違反を分ける
正しいサービスがネット等へ触れ、正しく相手側へ入った場合はレットとなります。一方、低いトス等が全てやり直せるわけではありません。
初めてなら注意で済むと決めつけず、明確な違反と、審判が正当性に確信を持てない場合の対応を区別します。
セルフチェック
- 指先でつまんだまま投げていない。
- トスへ意図的な回転を加えていない。
- ボールを身体の陰へ隠していない。
練習時の注意
映像だけで16cmの計測をしたつもりにならず、指導者や審判へ動作を確認します。大会の特別規定と最新の競技規則も合わせて確認してください。
サービス違反とレットを場面別に判定する
日本卓球協会が公開する2026年9月1日改定の日本卓球ルールを国内大会の確認先とし、国際大会ではITTFの適用規定を確認します。以下の判断は一般的な卓球のサービスを対象とし、ラージボールや大会特別規定へ一律に当てはめません。
高さ・見える位置・着地点を別々に確認
- トスが低い:手から離れた球が16cm以上上昇していなければ正規のサービス条件を満たしません。ラケットを振る前の映像を横から確認します。
- 球が隠れる:サービスを始めてから打球まで、球がレシーバーから見えるかを確認します。フリーアームと手はトス直後に球とネットの間から退けます。
- ダブルスで左半面へ着地:右半面から相手の右半面へ入る条件を満たさず、シングルスの着地点とは区別します。
レットになる例とならない例
正規のサービスがネットアセンブリに触れてから正しく入った場合はレットです。トスが不足しているサービスを「ネットに当たったからレット」としてやり直すことはできません。審判がサービスの合法性に確信を持てない場合の警告・失点の扱いは、明白な違反と区別して公式規則に従います。
練習ではトスだけ、着地点だけを別々に撮り、最後に「手のひら→トス→隠さない→着地→順番」を連続確認します。判定が分かれるなら自己判定で押し通さず審判の説明を受けます。
参照規則:日本卓球協会・日本卓球ルール(2026-09-01改定)(公式公開資料を2026-11-07に確認)。公式資料・適用規則の確認先。大会の区分・採用版が異なる場合は、大会要項を優先して確認してください。
最終結論
高さ・視認性・着地点のどれか一つでも規則から外れれば、正規サービスではありません。レットは正しく行われたサービスなどの所定条件でのみ認められます。国内大会では2026年9月改定の日本卓球ルールと大会要項を確認してください。