同じレーンに泳力の違う人がいるときは、泳ぐ速さだけでなく、出発と壁際の使い方が安全に影響します。先に施設の案内を確かめましょう。
この記事の結論
指定された進行方向と速度区分を守り、前の人との間隔を取ります。追い越しは施設の方法に従い、途中で無理に抜かず、壁際ではターンと休憩の場所を分けます。
速度と練習内容で選ぶ
速いレーンへ無理に入らず、継続して泳げる速さを基準にします。ビート板等を使う場合は速度が変わるため、用具が認められるかと、移るべき区分を確認します。
衝突しやすい場所を知る
レーンの途中
相手を抜こうと中央へ出ると、反対から来る人と重なる場合があります。足へ触れる合図等も全施設の共通ルールではなく、知らない相手へ当然のように行いません。
壁で止まる場所
壁の中央やターンの経路をふさがず、指定された側へ寄ります。出発時も、泳いで来る人が壁へ触れて戻る動きを見てから入ります。
入水後の確認手順
- 方向と速さの表示を読みます。
- 監視員へ追い越し方法を確認します。
- 前の人から間隔を取って出発します。
- 休むときは指定の場所へ寄ります。
- 速度差が大きければレーンを変えます。
泳法を変えるときも配慮する
平泳ぎの脚やバタフライの腕は横へ広がります。反対側との間隔が足りなければ、別の泳法や練習時間へ変更します。自分の練習予定より、その場で安全に共存できる範囲を優先します。
混雑したときの選択肢
- 長い連続泳を短く区切る。
- 空いている時間へ変更する。
- 無理な追い越しをせず監視員へ相談する。
追い越しの可否を状況別に決める
前の人に追いついたら
レーンの途中で追いついても、勝手に中央へ出て抜くと対向者と接触するおそれがあります。追い越しが禁止・制限されている施設では壁まで間隔を保ち、壁で相手に先に行ってもらうかレーンを変えます。追い越し可能な施設でも、どちら側から抜くかを掲示・監視員の指示で確定してください。
壁で休む人がいる場合
ターンする人の進路を空け、壁の中央を長くふさがないようにします。壁に近づく人を確認してから出発し、休憩位置が狭い場合は無理に同じレーンへ留まらず、指定された休憩レーン等に移動します。
泳ぎ方を変えるとき
平泳ぎキックは横に広がりやすく、バタフライは腕の軌道が広くなります。隣や対向者と十分に間隔が取れないなら、クロール等に変える、空く時間に回す、別レーンを使うといった選択をします。
| その場の状況 | まず取る行動 | 改善しない場合 |
|---|---|---|
| 前の人との距離が縮む | 壁で待ち、順番を調整 | 速さ区分が合うレーンへ移動 |
| 壁が混雑している | ターン位置を空ける | 監視員に休憩場所を確認 |
| 追い越し方法が不明 | 追い越さず監視員へ聞く | 確認できるまで同じレーンで無理に抜かない |
| 足が当たりそう | 泳法と間隔を変更 | 安全な別時間帯を選ぶ |
追い越しの合図や進行方向は施設ごとに異なります。世界共通のマナーを施設の明文ルールとして扱わないでください。
泳いでいる人の前へ急に飛び込んだり、レーンロープを越えて移動したりしません。体調不良のときは無理に壁まで泳ぎ切ろうとせず、周囲へ助けを求めます。
共有レーンでは、抜く前に安全条件を確認する
最終結論
進行方向と速さ区分を守り、追いついても途中で無理に追い越しません。壁のターン位置を空け、泳法で接触しそうなら泳ぎ方・レーン・時間帯を変更します。施設の追い越し方法が不明なら、まず監視員へ確認するのが安全です。