水泳のレーンを共有する際の泳ぎ方|追い越しと安全な泳ぎ方

同じレーンに泳力の違う人がいるときは、泳ぐ速さだけでなく、出発と壁際の使い方が安全に影響します。先に施設の案内を確かめましょう。

この記事の結論

指定された進行方向と速度区分を守り、前の人との間隔を取ります。追い越しは施設の方法に従い、途中で無理に抜かず、壁際ではターンと休憩の場所を分けます。

速度と練習内容で選ぶ

速いレーンへ無理に入らず、継続して泳げる速さを基準にします。ビート板等を使う場合は速度が変わるため、用具が認められるかと、移るべき区分を確認します。

衝突しやすい場所を知る

レーンの途中

相手を抜こうと中央へ出ると、反対から来る人と重なる場合があります。足へ触れる合図等も全施設の共通ルールではなく、知らない相手へ当然のように行いません。

壁で止まる場所

壁の中央やターンの経路をふさがず、指定された側へ寄ります。出発時も、泳いで来る人が壁へ触れて戻る動きを見てから入ります。

入水後の確認手順

  1. 方向と速さの表示を読みます。
  2. 監視員へ追い越し方法を確認します。
  3. 前の人から間隔を取って出発します。
  4. 休むときは指定の場所へ寄ります。
  5. 速度差が大きければレーンを変えます。

泳法を変えるときも配慮する

平泳ぎの脚やバタフライの腕は横へ広がります。反対側との間隔が足りなければ、別の泳法や練習時間へ変更します。自分の練習予定より、その場で安全に共存できる範囲を優先します。

混雑したときの選択肢

  • 長い連続泳を短く区切る。
  • 空いている時間へ変更する。
  • 無理な追い越しをせず監視員へ相談する。

追い越しの可否を状況別に決める

前の人に追いついたら

レーンの途中で追いついても、勝手に中央へ出て抜くと対向者と接触するおそれがあります。追い越しが禁止・制限されている施設では壁まで間隔を保ち、壁で相手に先に行ってもらうかレーンを変えます。追い越し可能な施設でも、どちら側から抜くかを掲示・監視員の指示で確定してください。

壁で休む人がいる場合

ターンする人の進路を空け、壁の中央を長くふさがないようにします。壁に近づく人を確認してから出発し、休憩位置が狭い場合は無理に同じレーンへ留まらず、指定された休憩レーン等に移動します。

泳ぎ方を変えるとき

平泳ぎキックは横に広がりやすく、バタフライは腕の軌道が広くなります。隣や対向者と十分に間隔が取れないなら、クロール等に変える、空く時間に回す、別レーンを使うといった選択をします。

その場の状況まず取る行動改善しない場合
前の人との距離が縮む壁で待ち、順番を調整速さ区分が合うレーンへ移動
壁が混雑しているターン位置を空ける監視員に休憩場所を確認
追い越し方法が不明追い越さず監視員へ聞く確認できるまで同じレーンで無理に抜かない
足が当たりそう泳法と間隔を変更安全な別時間帯を選ぶ

追い越しの合図や進行方向は施設ごとに異なります。世界共通のマナーを施設の明文ルールとして扱わないでください。

練習時の注意

泳いでいる人の前へ急に飛び込んだり、レーンロープを越えて移動したりしません。体調不良のときは無理に壁まで泳ぎ切ろうとせず、周囲へ助けを求めます。

共有レーンでは、抜く前に安全条件を確認する

最終結論

進行方向と速さ区分を守り、追いついても途中で無理に追い越しません。壁のターン位置を空け、泳法で接触しそうなら泳ぎ方・レーン・時間帯を変更します。施設の追い越し方法が不明なら、まず監視員へ確認するのが安全です。