ハンドボールは、ボールを持って3歩まで進めますが、受け取った瞬間の足の状態で数え始めが変わります。バスケットボールの足運びをそのまま当てはめないようにしましょう。
この記事の結論
保持後は最高3歩までで、3秒の条件も同時に守ります。現行規則では、両足が空中にある状態で受け、片足または両足同時に最初に着地する動作は1歩に数えません。
保持した瞬間を見つける
走っている足の回数だけを数えず、球を確保した時点を確認します。ドリブル後にキャッチした場合も、その後の歩数と保持時間を見ます。
着地と一歩を区別する
立って受けた場合
両足が床にある状態で受け、片足を上げて再び下ろす、別の場所へ移す等が一歩です。足を上げただけの映像で数え終えないようにします。
空中で受けた場合
最初の片足着地等を数えない条件と、その後の接地を分けます。どんな受け方でも無条件に4歩動ける、という意味ではありません。
動画で確認する手順
STEP 1
球を保持した時点を止めて見ます。
STEP 2
その時点の両足を確認します。
STEP 3
最初の着地の扱いを確認します。
STEP 4
以後の接地を順番に数えます。
STEP 5
球を離した時点と3秒を合わせて見ます。
ドリブルを終えた後に注意
ドリブル後に持ち、再び自由にドリブルし直せるわけではありません。歩数に余裕があっても、次のプレーはパスやシュートへつなぐ条件を確認します。
練習では足だけを速く動かすより、受ける、数える、離す動作をゆっくり合わせます。分からない接地は指導者へ確認してください。
セルフチェック
- 保持前の足まで数えていないか。
- 最初の空中着地を区別できるか。
- 歩数だけでなく時間も守っているか。
歩数を減らすため無理な片足着地を繰り返しません。2026年度の適用規則と年齢別の条件を確認し、安全な床で練習してください。
空中キャッチとドリブル後を分けて3歩を数える
床に両足をつけて受けたとき
立って球を確保したあと、一方の足を上げて再び着く、または別の位置へ動かせば歩数に算入されます。足が小さくずれた場合も「距離が短いから歩数に入らない」と決めず、接地動作を確認します。
具体的な見分け方
動画を横から撮り、球を保持した瞬間と各接地に印を付けます。保持前の走行を誤って数えないことが先決です。
空中で受けた最初の着地
IHFの2025年7月1日施行規則では、両足が床から離れている状態で受けた球について、片足または両足同時の最初の着地は1歩に数えません。この特則を、床に足が着いた状態でのキャッチに無条件で当てはめないでください。
具体的な見分け方
空中で受けたか・着地後の追加接地が何回かを別々に声に出して数えると混乱を減らせます。
ドリブル後に球をつかんだとき
ドリブルを終えて球を手に収めた時点から、再び歩数と保持時間の制限を確認します。球を一度突いたから何度でも歩数を使い直せるわけではありません。二重ドリブルに該当する行為は別の反則です。
具体的な見分け方
歩数だけを見る練習と3秒も同時に守る練習を分け、安全な停止姿勢から段階的に確認します。
公式規則の参照と適用範囲
参照:IHF Rules of the Game (Indoor Handball), Rule 7:3 (2025-07-01)(確認日:2026-11-07)。国際団体の基準・公開された国内案内をもとに整理しています。大会要項、年齢区分、国内特別規則、適用開始時期は参加大会の主催者にも確認してください。
ハンドボールの3歩:最終結論
最終結論
ハンドボールで保持中に進めるのは原則3歩までです。ただし空中で球を受けた直後の最初の着地には、2025年改訂の特別な数え方があります。「保持した瞬間」「空中か床上か」「その後の接地」「3秒」を分けて数えてください。