バレーボールのダブルコンタクトとは?|基本ルールと反則になる場面

バレーのダブルコンタクトは、回転の多いトスを全て反則にするものではありません。一人の連続接触と、許容される場面、大会の判定解釈を分けて理解しましょう。

この記事の結論

基本は一人が球へ連続して二度触れる違反ですが、ブロックやチーム第1接触等には例外があります。セットの接触も採用される解釈を確認し、球の回転だけで判定しません。

二度触りと同時接触を分ける

球が身体の複数部位へ同時に当たることと、続けて当たることを区別します。また、球をつかんだり投げたりするキャッチは、接触回数とは別に確認します。

例外と近年の解釈を見る

第1接触とブロック

一つの動作中のチーム第1接触や、ブロックには連続接触が認められる条件があります。自分のブロック後に次の球へ触れる場合も、通常の連続二度触りとは違います。

第2接触のセット

FIVBは2026年の案内で、球が同じサイドに残るセット動作の連続接触を許容する解釈を示しています。国内大会へ自動的に同じ運用を当てはめず、審判説明を確認します。

映像で整理する手順

STEP 1

何人目・チーム何回目の接触か整理する

STEP 2

ブロック・第1接触・第2接触のセットか分類する

STEP 3

接触が一つの動作で起きたか、別々の打球か確認する

STEP 4

球が同じ側に残ったかを確認する

STEP 5

大会が2026年の運用を採用するか審判へ確認する

トスの回転だけで決めない

回転は動作を見る手掛かりでも、その有無だけで合法・違反を確定できません。左右の手への接触、動作の連続と球の行き先を合わせて見ます。

初心者は反則を避けるため腕を固めるより、指導者に動作を見てもらい、球を持たずに滑らかに返すことを練習します。

試合前の確認事項

  • 第1接触とセットの違い。
  • ブロック後の接触の扱い。
  • 採用規則と判定解釈の更新。
練習時の注意

動画の判定を別大会の全プレーへ転用しません。近年は試行や解釈の周知があるため、開催時点の案内を確認してください。

ダブルコンタクトと例外を取り違えない

「一人の連続接触」と「球の回転」は別

FIVB2025–2028年版規則9.3.4の基本は、同一選手による連続2回の接触が反則となることです。ただし第1接触やブロック等の例外は条文9.2.3、14.4等の条件に従います。

具体的な判断

トスの回転が多いだけでダブルコンタクトと即断せず、同じ人が球へどの順序で接触したかを観察します。

ブロックの後に触る例

ブロックによるタッチはチームの3回の接触には含まれず、ブロックを行った選手が次の一打に触れることも認められます。これを通常の二度触りと混同しないでください。

具体的な判断

一方、球を持って投げるキャッチや、明らかに別々の二動作による連続接触は区別します。

2026年のセット動作の特別な運用

FIVBが2026年2月27日に公表した国際大会の運用試行では、チーム第2接触のセット時に球が同じ側に残る場合の連続接触を許容する解釈が案内されています。対象大会はVNL、U17世界選手権、大陸選手権等とされ、すべての国内大会へ自動適用されるものではありません。

具体的な判断

他方で「相手コートへそのまま返ったセット」まで一律に容認されたとは読みません。参加大会の適用規則と判定通達を確認します。

規則の参照と適用範囲

参照資料:FIVB「Official Volleyball Rules 2025–2028; FIVB rule tests announcement」(適用・公表時期:2026-02-27、2026年11月7日確認)。大会・種目・国内運用で条件が異なる場合は主催者の大会要項と審判の指示を優先してください。

確認状況:公式発表確認/国内適用未確認。

バレーボールのダブルコンタクト:最終結論

最終結論

連続二度触りは原則反則ですが、第1接触・ブロック・大会が採用するセットの解釈には例外があります。球の回転だけで決めず、接触順序、球の行き先、大会の適用通達の3点で判断してください。