剣道をしばらく休むときは、防具を袋へ詰める前に、竹刀と衣類も含めて点検します。再開時に傷みを見落とさないよう、保管する物と修理する物を分けましょう。
この記事の結論
長期保管は防具と衣類を十分乾かし、形をつぶさず湿気のこもらない場所へ置きます。竹刀は袋へ入れる前と使用再開前に点検し、保管済みだから安全とは判断しません。
用具を全て広げて整理する
面、小手、胴、垂、竹刀、剣道着と袴を分けます。名前やサイズ、傷んだ場所を記録し、修理が必要な物を混ぜて収納しません。
保管の条件を分ける
防具と衣類
日常の汗取りと乾燥を済ませ、防具へ重い物を載せないようにします。衣類は表示に沿って洗い、厚い縫い目まで乾かしてから収納します。
竹刀と袋
竹のささくれ、割れ、先革や中結、弦の状態を確認します。強い日差しと湿気、変形する荷重を避け、袋も乾かして保管します。
シーズンオフの手順
ステップ1
全ての用具を取り出して点検します。
ステップ2
清掃できる範囲と修理する範囲を分けます。
ステップ3
各部と袋の内部を十分乾かします。
ステップ4
形と通気を保てる位置へ置きます。
ステップ5
保管中と再開前の確認を予定します。
再開時は身体への適合も見る
子どもの成長や体格の変化で、防具の位置や紐の長さが合わなくなる場合があります。きつく結んで合わせず、指導者へ装着状態を確認してもらいます。
竹刀の分解や補修は、方法を教わったうえで行います。目につくささくれだけを削れば安全になる、と決めつけないようにします。
稽古へ戻る前の確認
- 面と小手の破損や紐の傷みがない。
- 竹刀の竹と革、弦を再点検した。
- サイズと装着位置を確認した。
練習時の注意
カビや深い傷みへ強い薬剤を自己流で使いません。割れた竹刀や保護部分の破れがある防具は使用せず、指導者や専門店へ相談してから稽古へ戻ってください。
状態によって保管・交換の対応を変える
竹刀にささくれ・ひび・異音がある
使用を中止して他の竹刀と区別します。手で危険な箇所をなぞらず、指導者や竹刀に詳しい専門店の点検を受けます。表面だけの自己流補修で稽古に戻しません。
防具にカビ・紐の傷み・サイズ不一致がある
面や小手の内側まで乾いたか確認し、損傷を記録します。保護部分が破れた防具や固定できない紐は使用せず、修理・交換・装着調整を行ってから再開します。
保管後にもう一度確認するポイント
全日本剣道連盟の2026年2月6日の注意喚起では、竹の割れ・ささくれだけでなく、先革・中結・弦、組み上がりのずれや異音も点検対象とされています。保管前、稽古再開前だけでなく稽古中に違和感が生じたときも直ちに使用を止めます。全日本剣道連盟の安全確認(2026年2月6日)を参照してください。
剣道具を再び安全に使うための最終確認
最終結論
防具を乾かすだけでなく、竹刀の竹・革・弦と装着状態を再開直前に確認します。損傷や異音があれば使わず、専門家の判断後に稽古へ戻してください。