卓球の促進ルールとは?|基本ルールと反則になる場面

卓球の促進ルールは、長く続く試合の進行を調整する制度です。ラリーが13往復したら必ず失点という一般ルールではなく、導入条件から確認しましょう。

この記事の結論

原則としてゲーム開始後10分で合計得点が18点未満なら導入され、サービスは1本交替になります。導入後はレシーバーが正しい返球を13回行えば、レシーバー側の得点です。

合計得点を確認する

9対9なら合計18点なので、10分になったことだけで通常は導入しません。例えば8対7なら15点であり、時間条件と合わせて確認します。

導入後に変わること

サービスの交替

2本ずつではなく1本ごとに替わります。一度導入されると、そのマッチの残りにも適用され、次のゲームだけ通常へ戻すわけではありません。

返球数のカウント

サーバーとレシーバーの打数合計ではなく、レシーバー側の正しい返球を数えます。13回までに通常の失点が起きれば、その結果でラリーが終わります。

適用を見る手順

STEP 1

経過時間と合計得点を確認します。

STEP 2

主審の導入の宣告を聞きます。

STEP 3

次のサーバーを確認します。

STEP 4

返球数担当のカウントを聞きます。

STEP 5

得点後に1本交替を確認します。

要請による導入と再開

両者の要請でも、規則の条件に沿って導入できます。すでに合計18点へ達した場合の制限もあるため、いつでも無条件に変更できるわけではありません。

ラリー中に導入で止めた場合は、そのラリーのサーバーから再開する等の手順があります。時間が来たから自分でサーブを打ち直さないでください。

観戦の確認事項

  • 合計得点と片方の点数を混同しない。
  • 数えるのはレシーバーの返球。
  • 次ゲーム以降も適用を確認する。
練習時の注意

促進ルールを理由に危険に早打ちする必要はありません。実際の計時、中断と再開は審判が管理するため、大会の説明に従ってください。

促進ルールの導入と13回の数え方

導入前に見るのは「時間」と「合計得点」

通常はゲームのプレーが10分に達した時点で導入を判断しますが、両者の合計がすでに18点以上なら導入しません。双方が要請した場合も、18点以上のゲームには導入しない規定です。

具体的な判断

例えば8対9なら合計17点で導入対象になり得ます。一方9対9は18点であり、10分到達だけでは導入しません。

「13回」はレシーバー側の正しい返球

導入後はサービスが1ポイントごとに交替します。ラリーでレシーバー(そのポイントでサービスを受けた選手/組)が13回正しく返球できたら、レシーバー側が得点します。サーバーの打球を合算した「13往復」ではありません。

具体的な判断

13回へ達する前にサービスミスや通常のラリーの得点条件が生じれば、その結果でポイントが終わります。

時間到達がラリー中かどうかで再開が違う

導入のためラリー中に中断した場合は、その中断したラリーのサーバーから再開します。ボールがインプレーでない時に導入された場合は、直前のラリーのレシーバーがサービスします。一度導入するとマッチ終了まで継続します。

具体的な判断

自分の判断でサービス順を変更せず、主審・計時係・ストロークカウンターの案内で再開してください。

公式規則の参照と適用範囲

参照:ITTF「Statutes 2026」2.15(促進ルール)(確認日:2026-11-07)。国際競技規則を基礎に説明しています。参加大会や種目・年齢区分の特則、国内適用との相違は大会要項・主催者・競技役員にも確認してください。

卓球の促進ルール:最終結論

最終結論

促進ルールは「10分経過または両者の要請」と「合計18点未満」の条件を確認して導入します。導入後は1点ごとにサービス交替、レシーバーの正しい返球13回でレシーバーの得点です。中断時の再開者は審判の指示で確認してください。