卓球のサービスの隠し打ちとは?|開始位置・反則・やり直しの条件

卓球のサービスは、相手が球を見られることも重要な条件です。打点だけ見せればよいとは考えず、トスの前から打つまでの身体と腕の位置を確認しましょう。

この記事の結論

サービス開始から打球まで、ボールをレシーバーから隠してはいけません。身体、服、腕やダブルスのパートナーで遮らず、フリーハンドを球とネットの間から退けます。

見せる責任はサーバーにある

相手が横へ大きく動けば見える、審判に指摘されなければよい、という考え方は避けます。正しいサービスだと審判が確認できる動作で行う必要があります。

隠れやすい二つの場面

トスの後に腕が残る

球を上げたフリーアームが、球とネットの間へ残らないようにします。打つ直前だけ急に外すのではなく、動作を通して確認します。

身体やパートナーが遮る

横を向いた姿勢、肩、髪や服でも球が見えにくくなる場合があります。ダブルスでは味方の位置も含め、対角の受け手からの見え方を見ます。

練習で確認する手順

STEP 1

相手の受ける位置を決めます。

STEP 2

そこからサービス動作を見てもらいます。

STEP 3

開始、トスと打球の各時点を確認します。

STEP 4

腕と身体の位置を一つずつ調整します。

STEP 5

審判経験者へ正当性を確認します。

トスの条件も別に守る

見えていても、静止した開いた手からほぼ垂直に16cm以上上げる等の条件は必要です。隠していないことだけでサービス全体が正しいとは限りません。

明確な違反と、正当性に審判が確信を持てない場合の注意の扱いも異なります。最初は必ずやり直せる、と覚えないようにします。

試合前の確認点

  • 打点の前にも球が見えている。
  • フリーアームが適切に退いている。
  • パートナーの立ち位置で遮っていない。
練習時の注意

相手から見えないサービスを意図的に練習しません。セルフジャッジでも、判定が割れたら大会の担当者へ確認する手順を守ってください。

隠しサービスを避けるための三つの確認点

トス前から球が見える位置で構える

サービスは自由な手のひらを開き、球を静止させて開始します。トスの前に卓球台の下へ球を隠したり、身体の後ろへ置いたりしないことを先に確認します。

具体的な判断

相手のレシーブ位置から見て球が遮られているなら、打点だけ見えるようにするのでは不十分です。

トス後のフリーアームを外す

球を投げ上げた直後から、フリーアームとフリーハンドを「球とネットの間の空間」から取り除きます。上体のひねりやダブルスのパートナーによって球が見えない状況も避けます。

具体的な判断

練習では横から撮影し、トス後に手や腕が球の前に残っていないか確認します。

やり直しと明確な反則は別

審判がサービスの正当性に確信を持てない場合の初回の警告と、明らかに規則に違反するサービスの失点は同じ扱いではありません。見えれば何でもよいわけではなく、トスの高さや方向など他の条件も必要です。

具体的な判断

「最初は必ずレットになる」と覚えず、球を投げる高さ・静止した手のひら・遮蔽物の有無を別々に点検します。

公式規則の参照と適用範囲

参照:ITTF「Statutes 2026」2.6(サービス)・2.6.6(審判の判断)(確認日:2026-11-07)。国際競技規則を基礎に説明しています。参加大会や種目・年齢区分の特則、国内適用との相違は大会要項・主催者・競技役員にも確認してください。

卓球のサービスの隠し打ち:最終結論

最終結論

サービスはトス前から打球まで球を隠さず、トス直後にフリーアームを球とネットの間から外します。見えることに加え、静止した開いた手と適正なトスも確認し、明白な違反を「やり直せる」と考えないでください。