水泳の平泳ぎのターンとは?|基本ルールと反則になる場面

平泳ぎのターンは、壁へ素早く着くだけでなく、両手の接触と蹴り出し後の姿勢を守る必要があります。手が着く前と着いた後を分けて確認しましょう。

この記事の結論

平泳ぎの折り返しは、離した両手で同時に壁へ触れることが基本です。タッチ後は向きを変えられますが、壁を離れるときはうつぶせへ戻り、その後も平泳ぎの条件を守ります。

タッチの条件を確認する

両手は水面の上でも下でも構いませんが、片手ずつ順に触れたり、重ねて一つにしたりしません。同じ高さへそろえることだけを目的に、片手を遅らせないようにします。

壁の前後で見る点

近づく最後の動作

壁へ近づきすぎて肘が詰まる、片手を引いてしまう等を見ます。左右の腕の同時性と、正しいタッチができる距離を指導者と確認します。

壁を離れた後

うつぶせの姿勢から、規則に沿う一かき一けりと浮上を行います。ターン後のドルフィンキックには回数と時点の条件があり、好きなだけ打てません。

練習の確認手順

STEP 1

ターン可能な場所を確保します。

STEP 2

短い助走で両手タッチを試します。

STEP 3

同時か、手が重なっていないか見ます。

STEP 4

足が壁を離れる姿勢を確認します。

STEP 5

浮上と次の一周期までつなげます。

ゴールとの違いを整理する

ゴールも両手同時の条件がありますが、その後に折り返す必要はありません。ターンのため急いで片手を離す癖を、ゴールへ持ち込まないようにします。

練習では壁を触った一瞬だけの時間を競うより、手前の泳ぎと浮上まで含めて確認します。

指導者へ見てもらう点

  • 左右の手が同時に触れている。
  • 接触前に片手を引いていない。
  • 蹴り出し後の手足と浮上が規則に合う。
練習時の注意

息止めや潜水距離を競わず、混雑した壁で練習しません。競泳とマスターズ等の適用規則を確認し、安全に指導を受けてください。

平泳ぎのターンで失格を避ける判断

壁へのタッチは両手を離して同時に

ターン時には両手が分かれた状態で同時に壁へ触れる必要があります。左右の手を同じ高さにそろえること自体が要件ではありません。上・下・水面上の接触でも、同時性と離れている状態を確認します。

具体的な判断

片手だけ先に着いてからもう片方が触れる形は避け、壁の手前で呼吸・ひとかきのリズムを整えます。

壁から離れるときにうつ伏せへ戻す

タッチ後の向き直りは可能ですが、壁を離れるときにはうつ伏せに戻ることが必要です。ターン後の水中動作では、規則に沿った一かきと、最初の平泳ぎキック前に許される1回のバタフライキックなど、順序の条件があります。

具体的な判断

壁に着いた瞬間だけで終わらず、蹴り出しから頭が水面へ出るまでを一連で撮影・確認します。

プール練習での安全な進め方

ターン練習が許可されたレーンで、人との間隔を空けて短い接近から始めます。両手の接触がずれる場合は勢いを上げず、壁手前のストロークを減らすなど一度に一つだけ調整します。

具体的な判断

息止め時間を競う練習は避け、壁や他の泳者との接触が危険なときは中断します。

公式規則の参照と適用範囲

参照:World Aquatics「Competition Regulations」2026年2月版 Part Two, Swimming Rules 7(確認日:2026-11-07)。国際競技規則を基礎に説明しています。参加大会や種目・年齢区分の特則、国内適用との相違は大会要項・主催者・競技役員にも確認してください。

水泳の平泳ぎのターン:最終結論

最終結論

平泳ぎのターンは、離れた両手で同時にタッチし、壁を離れるときにはうつ伏せへ戻すのが要点です。タッチの瞬間だけでなく、蹴り出し後の一かき・キック・浮上まで確認し、同時性が崩れる場合は接近速度を落として修正してください。